動き始めた世界
私のサロンでは年齢や性別を問わずパーソナルカラー診断のご予約を受け付けており、人種・国籍の壁もありません。
世界中から大歓迎!
(日本語と英語のみ)
ただ、コロナ禍の最中は海外から旅行のついでにご来店されるお客様の数は、この数年ほぼゼロ。
お仕事で日本に住んでいる場合や、留学生が主でした。
唯一あったのは、仕事で日本に2年間滞在したトルコ出身の女性が診断を楽しんでくださり、
「仕事が終わって来月末に帰国するけど、トルコから日本に迎えに来る彼氏の診断もして欲しい。二人でまた来るね!」
と、ご連絡くださったケース。
翌月、フライト前後の2回のPCR検査と2週間の隔離期間を乗り越えた彼氏さんと2年ぶりに再会を果たし(ドラマティック!)、お二人揃ってご来店された時は私の感動もひとしおでした。
日本への入国は本当にハードルが高かったのです。
書類に不備があり飛行機に乗れなかったり、入国審査でNGになった話も人づてで何人からも聞きました💦
入国規制が緩和され、海外旅行中のお客様が増えたのを実感し始めたのは、9月頃から。
「◯日〜△日まで東京に行くので予約は取れますか?」
というお問い合わせの件数が格段に増えました。
※許可を頂いた一部のお客様のみ画像を掲載しています
アメリカ出身のお客様に、なぜ日本でパーソナルカラー診断を受けようと思ったのかを聞くと、
「パーソナルカラー診断は日本か韓国が発祥でしょう?本場で受けたかったから」
という答えが返ってきたことがありました。
これにはかなり驚いた私😲
なぜならパーソナルカラーの発祥の地は、日本でなくアメリカだからです🇺🇸
アメリカでは1930年代には「カラーコンサルタント」という職業が認知されており、1960年代にパーソナルカラーが一般にも広まりました。
その後、日本に入ってきたのは1980年代。
こちらは、パーソナルカラーの元祖マニュアル本
「Color Me Beautiful 」
1983年に日本語訳版も出版されています。
近年の日本や韓国でのパーソナルカラーブームは目覚ましく、ネットで日本の動画やサイトを見た若いお客様は、アメリカ人も含めて日本発祥だと勘違いされるようです。
観光客の皆さまは、
「やっと日本にこれて本当に嬉しい!」
「みんな楽しみに日本行きを計画している」
と眼を輝かせています。
ご来店くださる皆さまは、土地勘が無く言葉の壁もある海外旅行中にも関わらず、時間通りに到着してくださり、丁寧で品のある素敵な方々ばかり。
そして、診断中に聞かせてくださるフレッシュな現地情報は、どれも面白いです😊
マレーシアからお越しのお客様からは、地元にドンキホーテがあり、大人気だという話を聞きました。
(日本で販売されている物と同じ商品も沢山あるらしく、特にコスメが人気だそうです)
タイ出身のお客様からは「東京で食べられる、限りなく本場の味に近いタイレストラン」の情報をGET♡(日本人好みにアレンジされてないもの)
・Somtumder
・Blue Papaya
の二店舗を教えてもらいました😋
(絶対に行く!)
まだまだ油断大敵ながら、私も今年の夏に数年ぶりの海外でロンドンへ出掛けられました。
世界が元通りになろうとする活気を感じます😊