日本特有の習慣
海外からのお客様で、玄関でお迎えした時点で
「あ、かなり日本に慣れている方だわ!」
と会話をせずとも分かる場合があります。
それは、
脱いだ靴をキレイに揃えるお客様。
- 靴を揃えて脱ぐ
- つま先をくるりと逆に向ける
- 玄関とフローリングの境目に沿って並べる
という一連の流れをスムーズにできる観光客は、かなりの日本通、もしくは長期で日本に住んだ経験がある場合がほとんどです。
個人差はあるので、そうでなくても揃える人も勿論います。ただ、つま先を回すことまではしません。
アジア圏の他の国々も靴を脱ぐ文化はありますが、ここまできれいに整えるのは日本特有のようです。
欧米でも靴を脱ぐ習慣は既に広まっていますが、建物の構造として玄関と室内の明確な境目が無いのが一般的です。(段差になっておらずドアを開けるとすぐにフローリングやカーペットに繋がっている)
なので、脱ぐ方針のお家でも、靴用の棚や玄関マットが無い場合は、ドア周辺にそのまま置くことも多いです。左右のつま先が別々の方向を向いていることも多いです。
サロンにお越しいただく時は、もちろんそれでOK、何も問題なしです!
単に文化の違いなので、マナー違反だと私は全く思いません。むしろこちらに合わせて靴を脱がせて申し訳ない、ぐらいに思っています。
ただ、履きやすいように、お客様を室内にご案内した後にこっそり揃えています😉
帰り際に、履き替えてもらった室内用スリッパのまま玄関の叩き(タイルやコンクリートの部分)までスタスタと下りてしまうのも、あるあるです。
また、靴ベラを渡すと不思議な顔をされ、使ってもらうとその便利さに驚き、
Wow! Life changing!!
(人生変わる衝撃!)
と、ナイスリアクションで感動してもらったのも嬉しい瞬間でした✨
日本を好きでいてくれて、ありがとう。
何ヶ月も前から予約して、忙しい旅行中にサロンに来てくれてありがとう。
掲載許可をいただいた、世界中からお越しのみなさまの写真です♡
私のブログ更新頻度が低過ぎて、実はまだ何百枚もお客様の写真が溜まっています😓
これからはせめてSNSだけでも、もう少しこまめにUPしていく予定です!(来年度の目標のひとつ)